歯周病(歯槽膿漏)の治療法 福岡県 福岡市 中央区 天神 渡辺通 歯医者 西鉄薬院駅そば 新開橋歯科クリニック

新開橋歯科クリニック

歯周病(歯槽膿漏)の治療法

軽度歯周病の治療【スケーリング】

軽度の歯周病の場合には歯についた歯石をまず取り除くことから始めます。
歯についた歯石は日頃の歯みがきで取ることはできません。歯石を除去する作業をスケーリングといいます。 症状が軽い場合にはスケーリングを行い、歯みがき指導を行います。 歯みがきをきちんと行うこと(プラークコントロール)で軽度の歯周病は改善されます。

中度歯周病の治療【SRP:スケーリング・ルートプレーニング】

中度の歯周病の場合には歯石を除去する作業(スケーリング)で歯石除去後、歯石をつきにくくするために歯面を平らにするルートプレーニング(根面の滑沢化)を行います。 歯みがき指導と合わせて歯周病の改善を行います。

重度歯周病の治療【FOP:歯肉剥離掻爬術】

重度の歯周病の場合、歯肉の奥に歯石があり、スケーリング・ルートプレーニングでは完全に除去することができません。そこでFOP歯肉剥離掻爬術といわれる外科的な処置を行います。
FOP 歯肉剥離掻爬術とは歯肉を剥離し、歯周ポケット内の歯石や肉芽組織などをかき出す外科的な手術です。
(FOPは保険が適応されます。)

重度の歯周病治療 保険外治療 【歯周再生療法】

歯周病が歯肉の奥まで進行し、歯周組織の破壊がひどい場合には、歯周組織を回復させる手術、歯周外科手術が必要になります。その際に保険外オプションでエムドゲインゲルと呼ばれる歯周組織再生材料を用い歯周組織を回復させる治療を歯周再生治療と言います。
歯周組織再生材料のエムドゲインゲルの主成分(エナメルマトリックスデリバティブ)は、子供の頃、歯が生えてくる時に重要な働きをするタンパク質の一種で、この製品は歯周組織回復のため世界39カ国で使用されています。しかし保険は適応されていないので自費治療となります。

エムドゲインゲルを使用した歯周再生治療法について

1手術前の作業

レントゲンや歯周ポケットの検査など、治療に必要な検査を行います。 歯周再生療法が行えるかどうかは歯周病の程度、患者様の健康状態など様々な検査を元に診査診断いたします。 ※歯周外科手術は治療についての注意、治療方法詳細の説明後、患者様の同意を得た上で行います。

2歯周外科手術

歯周外科手術は麻酔をかけ、歯肉を切開、剥離します。次に剥離した部分の歯面表面の清掃を行い、完全に歯石を除去します。清掃後は歯周組織再生材料のエムドゲインゲルを塗布し、切開した部分を縫合し手術は終了です。手術時間は約1時間で、手術後しばらく休んでいただいた後は帰宅できます。抜糸は2〜6週間後に行います。

※歯周外科手術は治療についての注意、治療方法詳細の説明後、患者様の同意を得た上で行います。

3手術後

手術部分は指や舌でさわならないよう注意が必要です。術後3〜6週間は消毒薬で口の中を洗浄していただき、必要な場合は抗生物質が処方されます。

ページ上部へ